U-miz

松任谷由実( Matsutoya Yumi ) U-miz歌詞
1.自由への翼

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

ハイウェイを 東へとばせば
まだまにあう朝焼けのエアポート
金色に波打つ平野を
今 私は ひと言を胸に

Don't say good bye
すれちがった二人の日々に
Don't say good bye
きっと私 信じてるから

みつけて おいでよ期限の無い約束でも
つかんで おいでよありのままに生きることを

背のびして走るターミナル
点滅する 最終案内
見送りは来ないでと云った
でも あなたは心で待ってる

Don't say good bye
大人のふりひとりしないで
Don't say good bye
ちがう明日をこわがらないで

みつけて おいでよはじけそうなあの日の夢
かなえて おいでよそしていつか 連れて行って

Don't say good bye
ふりかえったあなたに届く
Don't say good bye
つくり笑顔急にゆがんだ

みつけて おいでよ自由でいる二人のため
戻って おいでよ 強い翼 手に入れたら

みつけて おいでよ期限の無い約束でも
つかんで おいでよありのままに生きることを

みつけて おいでよ はじけそうなあの日の夢


2.HOZHO GOH

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

渇いた石ころを積んで 雨を呼ぶうたをうたおう
鷲のような黒い雲が ヨシュア・ツリーに飛んで来る

さあ みんなで みんなで輪になって
さあ 大地の 大地の力を集め
稲妻を高く投げよう

ターコイスの果てない空は いつから色が変わったの
河越えた蝶々の群れは いつから帰って来ないの

さあ ダンスで ダンスで目を覚まし
さあ 大気の 大気の言葉を聞いて
明日を呼ぶうたをうたおう
La la la……

渇いた人々の胸に 雨を呼ぶうたをうたおう
鹿のように速い風が 岩肌をかけおりて来る

さあ 何度も 何度もくりかえし
さあ 大地に 大地に足踏みをして
明日を呼ぶうたをうたおう
La la la……

ラビスに輝いた森は ある日そよぐのをやめたの
夢に旅していた人は ある日歩くのをやめたの

さあ みんなで みんなで輪になって
さあ 大地の 大地の力を集め

渇いた人々の胸に 雨を呼ぶうたをうたおう
ターコイスの果てない空に 稲妻を高く投げよう
河越えた蝶々の群れに 明日を呼ぶうたをうたおう


3.真夏の夜の夢

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

骨まで溶けるような
テキーラみたいなキスをして
夜空もむせかえる
激しいダンスを踊りましょう

私 遠い夢は待てなかった

最後は もっと私を見て
燃えつくすように
さよなら ずっと忘れないわ
今夜の二人のこと

花火は舞い上がり
スコールみたいに降りそそぐ
きらきら思い出が
いつしか終って消えるまで

あなたの影 私だけのものよ

最後は もっと抱いて抱いて
息もできぬほど
さよなら ずっとアモーレ・アモーレ
この世であなたひとり

踊るライト まわるダンスフロア

カリビアン・ナイト もっと私を見て
燃えつくすように
さよなら ずっと忘れないわ
今夜の二人のこと

最後は もっと抱いて抱いて
息もできぬほど
さよなら ずっとアモーレ・アモーレ
この世であなたひとり

カリビアン・ナイト ああふけてゆくわ
もり上がるリズム
さよなら ずっと忘れないわ
今夜の二人のこと


4.この愛にふりむいて

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

それでも Come back to me
別の恋していても
あなたがやっぱり 遠くへ行くと思えない
どこかで Remember me
つぶれそうな 雨の晩
私は無性にあなたに会いたかった

離れてから 月日を見送るうちに
淋しさとも 友達になれた
Mm 離れてから たぶん前より
少しは大人になった

それでも Come back to me
傷つきもしたけれど
もう一度 お願いこの愛にふりむいて

噂さえもやがて届かなくなって
いつか違う 幸せに出会う
あきらめれば 自由になれて
泣くこともなくなるのに

それでも Come back to me
伝えたいことばかり
迷える羊に 今夜は眠れないの
どこかで Remember me
番号は変えないわ
もう一度 Come back to me
この愛にふりむいて


5.XYZING XYZING

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

Woo XYZING
疼いて眠れない夜を
あなたの他には 癒せはしないから
誰かといるのは わかっているけど
いつものクラブを探すよ

傷つきに出かける 狼のように

勝手に追いかけて 勝手に喘いでる
あなたの気持は もう冷めているのに

Oh No 思えば我が侭な私
あなたがあのとき 本気なの知っていた
Woo BABY 楽しい思い出の鎖
繋がれ泣いてるプリズナー

満月に吠えてる 狼よ私

勝手に倒されて 勝手に憎んでる
ここから逃げても 荒野が続くだけ

死に場所を求める 狼のように

Woo XYZING 哀しくて
Woo XYZING 帰れない
あなたの気持は もう冷めているのに
Woo XYZING 哀しくて
Woo XYZING 帰れない
ここから逃げても 荒野が続くだけ


6.11月のエイプリルフール

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

歩道橋の下をランプの河が流れてた
信号で止まると みんな赤くなった
もう会うのはやめにしようと彼が言ったとき
笑ってうなずいた 11月のエイプリルフール

ほほをつねっても痛くは感じないくらい
冷たい夜風がジャンバーの肩を抜けて行った
hum hum このまま 二度と 本当?
hum hum hum もう一度言って

もう会うのはやめにしようと彼がくりかえし
打ち消すジョークを待ってた私 Don't be cool!

最終のバスがゆくのをぼんやりみてたら
なつかしい冬が今年もきてるのがわかった
hum hum これっきり ずっと 本当?
hum hum hum からかわないで

歩道橋の端でふりむく彼に手を振った
ひきかえして抱きしめる気がした エイプリルフール

こんなのうそよ こんなのうそよ

半月がビルの真横にポツリと浮かんでた
銀杏の落ち葉が小さな渦を巻いた

歩道橋の下をランプの河が流れてた
信号で止まると みんな赤くなった
もう会うのはやめにしようと彼が言ったとき
笑ってうなずいた 11月のエイプリルフール

歩道橋の下をランプの河が流れてた
信号で止まると みんな赤くなった
もう会うのはやめにしようと彼が言ったとき
笑ってうなずいた 11月のエイプリルフール


7.只今最前線突破中

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

にわかにかき曇った 空から降って来る
まるでナパームみたいな あなたの攻撃

もう あとにはひけない 激しいバトルの
火蓋は切られたの

Never give it up 撃ちかえすたび
炸裂してる Lonely heart でも
Gonna beat it up 恋の作戦
勝負なら見えている

非武装地帯までも 侵略するなら
前線突破してゆく プライド投げすて

もう どうでもいいのに こだわる理由を
わざと見つけている

Never give it up もつれもつれて
裏がえってる Lonely heart でも
Gonna beat it up 恋の作戦
最終兵器は I Love U

Never give it up 傷だらけでも
ひきはしないわ Lonely heart そう
Gonna beat it up 最後の砦
落ちるのは見えている wow wow
Never give it up 逃げようとしても
情け容赦はしない そう
Gonna beat it up 恋の作戦
あなたに云わす I Love U


8.Angel Cryin' X'mas

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

※恋をしようよ Angel 光る街の隅で
きみと Do the Rock'n Roll tonight
(Do the Rock'n Roll)
(Do the Rock'n Roll)
走りだそうよ Angel 時は短すぎる
Do Do Do Do the Rock'n Roll tonight
(Do the Rock'n Roll)
(Do the Rock'n Roll)※

涙でゆがんだミラー どうかしてる
いつまで悔やんだって しかたない

Holy night 淋しい羊飼いにも届く招待状
ドアを開ければ 仕度すませたきみは 見違える天使

今夜はひとりぼっちと決めないで Merry X'mas

△はやくゆこうよ Angel 光る橋を越えて
きっと Love is lookin' for you tonight
(Lookin for you tonight)
(Lookin for you tonight)
翔んでゆくのさ Angel 時は短すぎる
Do Lu Lu Love is lookin' for you tonight
(Love is lookin for you tonight)
(Love is lookin for you tonight)△

煙が渦巻くクラブ イカシてる
もうすぐ救いの主が あらわれる

速いビートで きみの涙が汗に変わる頃
ドアの外では ひとけの無い道路に 星が降っている

もうすぐ救いの主がやって来る Merry X'mas

(※くり返し)
(△くり返し)


9.JULY

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

SILENCE つややかな絹糸を降らせて
或る朝早く 公園を包む

重い瞼 をあけるように水蓮が音をたててた
July to be awaking
蜘蛛の巣のビーズ刺繍に数えきれず映っていた
July to be shining

愛はあのひとがくれたの
愛はただ私の中にあったの夏の Fantasy

SILENCE 影の無い夢のような小径に
今 思い出が煙ってるそれは

古いフィルムを止めるように風がひととき凪いていた
July to be quiet
杏 の木を揺らしながら鳥たちがついばんでいった
July to be free

哀しみはどこから来るの
喜びはどこへ流れてゆくの誰もわからない
愛はあのひとがくれたの
愛はただ私の中にあったの誰もわからない

厚いページを開くように雲間から光差してた
July to be awaking
水面に停まる妖精が数えきれぬ輪になってた
July to be shining

この世界でひとりだけの
この生命で一度きりの私誰かおしえてよ
愛はあのひとがくれたの
愛はただ私の中にあったの夏の Fantasy


10.二人のパイレーツ

作詞:松任谷由実
作曲:松任谷由実

覚えていてね やさしいうでに
まどろんだ傘の下 ビーチサイド 岩礁
日が沈むまで

グラスの中は トパーズの潮騒
近づいて 遠のいて 歩いてきた二人に
ささやくララバイ

Darling おいでよ
Sailing ここまで
波はきらめく金貨

さすらった日々 思い出を託した
いつの日も あの場所で 夢を見れば開くよ
財宝の箱

覚えていてね 二人のララバイ
覚えていてね 愛するパイレーツ